Recorded by Steve Albini

ブ高田馬場北店 THE STOOGES「THE WEIRDNESS」1000円 mama!milk「meets#2 gina&chris」1000円 Astor Piazzolla「La Camorra」1200円 「セゴビア・コレクション第10集」800円 「バリのガムラン〜ゴールデン・レイン」1000円 Margaret Leng Tan「THE ART OF T…

星影の小径

星影の小径 セットが素晴らしい!おもむろに立ち上がって歌唱を始めるところも…。 YouTubeちあきなおみver. 最愛の夫、郷硏治とともに、歌い手としてのキャリアも封印。 YouTube

細長い海

ブ西五反田店 都筑道夫「退職刑事5」(創元推理文庫'03)350円 向田邦子「父の詫び状」(文春文庫'81)105円

たからのくら

ヤフオクで横浜市のKさん出品の、伊藤松宇編「寶藏」を1000円で落札。昭和7年刊行とは思えない美本。編者の解題によると「(略)文房具を始として、家具、日用品等まで、諸般の器物を主題として文章とし、各章の末毎に俳句と狂詩とを附して一篇となせるもの…

鶉衣

ブ中野早稲田通店横井也有「鶉衣」(岩波文庫'30)105円 子母沢寛「新選組始末記」(角川文庫'69)105円 「誹風柳多留 二篇」(現代教養文庫'85)105円 東京日日新聞社会部編「戊辰物語」(岩波文庫'83)105円 マイルズ・ハーベイ「古地図に魅せられた男」(文春文庫'…

ほほづき

ヤフオクで購入横浜市のKさん出品 雑誌「ほほづき 二ノ一」(ほうずき社'35)1000円

勇魚鳥

ブ中野早稲田通店にて。 「夢声戦争日記」カバーなしの中公文庫が2冊。webで昨夜調べたが、この本、 カバーつきならものすごく高い。 第二巻昭和十七年(下)と第五巻昭和十九年(下)を105円で。 今まで古書店でもあまり目に入ってこない本だったが、数日…

ヤフオクで横浜市のKさん出品の、伊藤松宇編「寶藏」を1000円で落札。昭和7年刊行とは思えない美本。編者の解題によると「(略)文房具を始として、家具、日用品等まで、諸般の器物を主題として文章とし、各章の末毎に俳句と狂詩とを附して一篇となせるもの…

ノリソダ

渋谷古書センターにて購入。 吉村秀彦「自然育児法」150円 都筑道夫選「名探偵が八人」200円 大岡信「続 折々のうた」100円 杉浦明平「赤い水」100円徳川夢声「夢声戦争日記 第二巻」を300円で。 「昭和義塾黎明社」の蔵書印、「文京区立図書館リサイクル本…

ぼうとる

銀座 奥村書店にて 柴田宵曲編「随筆辞典1.衣食住編」(東京堂出版'60)を1500円にて購入。 同シリーズの「雑芸・娯楽編」が手元にある。ウインズ銀座近くの立ち食い「みちのくそば」で遅い昼飯。 黒っぽい麺で、つゆは薄味。なにより安い。 銀座にあって他…

狂風記

ブ 目白駅前店 石川淳「狂風記(下)」(集英社文庫'85)105円 都筑道夫「新 顎十郎捕物帳2」(講談社文庫'88)105円 新宿サブナード 古本浪漫洲 福田蘭童「風流點々記」(要書房'53)500円 きだみのる「氣違ひ部落周游紀行」(吾妻書房'49)500円 小寺融吉・北…

合切袋

神保町 @ワンダージイド/石川淳訳「法王廳の抜穴」(岩波文庫'28)200円 幸田文「流れる」(新潮社'56)315円 高橋義孝「随筆 合切袋」(大日本雄弁會講談社'55)210円 薄田泣菫「泣菫随筆」(冨山房百科文庫'93)420円 *毎日新聞'93年8月2日の高島俊男による書評…

石の猿

ブ 飯田橋駅東口店 ジェフリー・ディーヴァー「石の猿(上)(下)」(文春文庫'07)700円 山田風太郎「明治十手架(上)(下)」(角川文庫'92)210円ディーヴァーは図書館で借りて読んでいたが、 「石の猿」の文庫版は中野区内の図書館にない。 電車で読むのに…

毛吹草

新宿サブナード2丁目広場 古本浪漫洲 新村出校閲「毛吹草」(岩波文庫'43)315円 中野三敏「内なる江戸 近世再考」(弓立社'94)840円 江戸川乱歩編「世界短篇傑作集(一)」(東京創元社'57)525円 笹口幸男「東京 横丁の酒房」(講談社'93)300円 宮尾しげを「風…

凍った柩

ブ 中野早稲田通店 阪倉篤義「日本語の語源」(講談社現代新書'78)105円 「日本詩人全集27 村野四郎・安西冬衛・北川冬彦」(新潮社'68)105円 ポーラ・ゴズリング「凍った柩」(ハヤカワポケットミステリ'97)300円 「彷書月刊 1999・9月号 特集 加…

妖木犬山椒

ブ 高田馬場北店 新村出「語源を探る」(旺文社文庫'81)300円 石川淳「夷齋小識」(中公文庫'79)300円 石川淳「文林通言」(中公文庫'78)300円 深沢七郎「妖木犬山椒」(中公文庫'78)300円 色川武大「生家へ」(中公文庫'86)400円 滝田ゆう「昭和夢草紙…

夷齋小識

荻窪 ささま書店 石川淳「夷齋小識」(中公文庫'79)315円

インド夜想曲

ブ 西新宿小滝橋通り店 久保田麻琴「世界の音を訪ねる」(岩波新書'06)500円 中村良夫「風景学・実践篇」(中公新書'01)105円 ヨーゼフ・ロート「聖なる酔っぱらいの伝説」(白水Uブックス'95)105円 *'96、2刷 北澤一利「『健康』の日本史」(平凡社新書…

きうり

きゅうり 黄瓜 胡瓜 木瓜『広辞苑』 ウリ科の一年生果菜。原産地はインドとされ、古く中国を経て渡来。蔓性草木。雌雄異花で、初夏に黄色の五弁花をつける。果実は細長く緑色、とげ状のいぼがあり、熟すれば黄色となる。若い果実を生食し、また漬物・ピクル…

幻の女 その2

「幻の女」読了。 …まんまとやられた。先回の日記を読むと作者が仕掛けた罠に面白いくらいはまっているのが明らかで、 我ながらなんて素直な読者なのだ。予測はすべて外れており、推理力がないのも露呈。 「意外な犯人」という点では、大方の評価の通り屈指…

幻の女

アイリッシュ「幻の女」を読んでいる。 さまざまな先入観は見事に裏切られて、これは「男の友情」の物語なのだとわかった場面で、 不覚にも涙が出そうになった。それも通勤途中の地下鉄のホームで。ハヤカワ文庫の149ページまで読んだ時点での推理。 ・「幻…

街道をゆく 秋田県散歩

司馬遼太郎「街道をゆく」、「秋田県散歩」より 「亡くなった吉田健一氏のことを思いだしている。このひとは江戸時代こそ文明だったのではないか、という意味のことをいった最初のひとである。その後、同意する人がふえた。 私も、同意したい。」 「江戸時代…

白い庭

名古屋まで新幹線の車中で、丸山健二の「安曇野の白い庭」を読む。面白い。デレク・ジャーマンの庭いらいの、庭についての定本になるであろう。 帰りは石川淳の「焼跡のイエス」を読了。今まで読んでいなかった。宿題をひとつ済ました気分になる。松本大洋と…

少女架刑

千葉で仕事が終わったので、市内の中古本屋をのぞく。 予想通り、東京にもよくあるゲームソフトと漫画の中古品を多く並べた店であったが、文庫とハードカバーの本も少しはあった。 100円の文庫を4冊購入。 偶然だが、吉村昭と、「実兄の」吉村武夫の本を一冊…

安曇野の白い庭

西荻窪駅構内の立ち飲み屋でからすみを食うのが目的だったのに、その前にちょっと古本を、なんて思って音羽館に寄ったがさいご。 いつもながらいい本が安い。思わぬ散財をしてしまった。からすみはまたのお楽しみにして、第2の目的である荻窪のブへ移動する…

「花火」

「○○の雑学」とか「話のタネ」とかいった題名の本には興味を引かれるのだが、読み通したためしがない。 いかに多くの項目を載せるか、に眼目があるわけで典拠のはっきりしないような怪しげな話が多かったりする。 数少ない例外が槌田満文「ことばの風物誌」…

コレクションのオートマティズム/丸山健二

「週刊文春」11/9号、鹿島茂の「私の読書日記」で紹介された、 小山ブリジット「夢見た日本 エドモン・ド・ゴンクールと林忠正」(平凡社)に以下の言葉が。 ゴンクールが死に際して自身のコレクションに附した遺志「私は、これらの一切が競売吏の小槌とともに…

和歌・俳句の起源/「築地明石町」のモデル

わが国における和歌のはじまりはの素盞鳴尊の 八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を であるとされるが、実は中国伝来のものなのではあるまいか? 「論語 顔淵十二」に、次のようにある。 司馬牛が憂えて曰く、人はみな兄弟あれど、われひと…

片腕

川端康成の「片腕」を読む。 久世光彦さんの「美の死」で紹介されていて興味をもった。 「眠れる美女」はリンチだと書いたが、こちらは「ウルトラQ」の一篇として映像化できそう。 いやほんとうはどんな映像でもいいのであって、ただ一度そう思い込むともう…

理想郷あれこれ

今日の東京新聞読書面、「売れてる理由」から。 東洋文庫「日本奥地紀行」の紹介。縁がないのか、いままで読んでいないのが却って不思議である。 本書でバード女史が米沢平野について「アジアのアルカデヤ」である、と感慨をもらす「有名な」一文があるらし…