2018-01-01から1年間の記事一覧

思想についての思想

先日久方ぶりに訪れた最寄りのブに、忘れてはいけないものがあったような気がして、夜勤明けにわざわざ遠回りして再訪。忘れてはいけないもの、まずは MUTE BEAT の 「MARCH」であった。これで、いまCDで手に入れられるものはそろったのではあるまいか。スリ…

読書メモ:『喪失と獲得』ニコラス・ハンフリー

フレーゲ「痛み、気分、願望が、それぞれ独立に、担い手なしに、世界をうろつきまわっている」と考えるのは馬鹿げている。「体験は体験者なしには不可能である。精神世界は、それが彼の精神世界であるような人物を前提としているのである。」何が、一人の人…

読書メモ:『フリーメイソンと錬金術』吉村正和

ダイモン=現象世界の背後にあるすべての見えざる力を包括的に指示する語自然ダイモン 植物や動物の根源的な生命力、自然の構成物がそれ自身に成長する力すなわち自然の形成力 気象・季節の移り変わり人間ダイモン 誕生・成長・結婚・死 個人の生涯を内から…

編集者デビューが南山宏

ブ錦糸町にて 「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚・北海道編①」 和月伸宏 380円 「山風短 くノ一紅騎兵①」せがわまさき 108円 「ふしぎの国のバード①」佐々大河 108円 「ワカコ酒①」「同②」新久千映 各108円 「オーパーツの謎」南山宏 108円*ところでwikiで南山…

語りえぬもの

Howどのように、を説くのが哲学 Whyなぜ、を問うのが倫理学「語りえぬものを語る」のが宗教 神は言葉を超越している

伊仏米英マルチニック

西新井でデッドプール2を見てきた。 ジョシュブローリンはサノスよりケーブルがあってるのでは。ドミノサイコー!…ってことで、アリオのくまざわ書店で映画秘宝を買ったあとブに寄り先日買い残したものを漁ってきた。「哲学散歩」木田元 510円 「ISLAND1959…

物語とサウンド

谷塚のスーパー銭湯のあとに西新井のブへ「むずかしい愛」カルヴィーノ/和田忠彦訳 「孤独な娘」ナサニエル·ウェスト/丸谷才一訳 「暦物語」ブレヒト/丘沢静也訳 「寺田寅彦随筆集 第五集」 「難読語の由来」中村幸弘「The R&B Hits of 1951」V.A. 「40oz…

全体としての歴史

台東区立中央図書館で借りてきたもの『ヴァールブルク学派』松枝到編 『新プラトン主義を学ぶ人のために』 『古今集遠鏡2』今西祐一郎校注 『狐猿随筆』柳田國男 『小津映画 粋な日本語』中村明

夢想兵衛胡蝶物語

本八幡山本書店「アラン著作集1 思索と行動のために」中村雄二郎訳\480 「常識的文學論」大岡昇平\200 「武玉川選釈」森銑三\540 「江戸人とユートピア」日野龍夫\200 「胡蝶物語」曲亭馬琴\400 「彼もまた神の愛でし子か 洲之内徹の生涯」大原富枝\350 「竜…

見えざるもの

同時進行で読んでいる本『フリーメイソンと錬金術』吉村正和 『柳宗悦とウィリアム・ブレイク』佐藤光 『岩波講座 日本の思想8 聖なるものへ』 『世界はあんぜ「ある」のか』ジム・ホルト 寺町朋子訳『フリーメイソン』にはブレイクについて一章がさかれて…

元始に神天地を創造たまへり

夜勤明けの足は棒のようになり気を失いそうな眠気に苛まれながらもなぜ探書に向かうか。さすがに池袋ブからまた池袋駅にひきかえす元気はなく大塚で途中下車するには疲れすぎている。グーグルマップにたずねれば、西日暮里にブが存在するという答え。あれこ…

新年の幸福論

ブのウルトラセールを待って大塚店にわざわざ出かける。交通費を考えにいれるとれば書籍20%オフではトントンなのではないかというのはさておき。目をつけていた学術文庫の「トマス・アクィナス」は見当たらず(この本を読みたいという特殊な趣味の人間がじぶ…