新年の幸福論

ブのウルトラセールを待って大塚店にわざわざ出かける。交通費を考えにいれるとれば書籍20%オフではトントンなのではないかというのはさておき。

目をつけていた学術文庫の「トマス・アクィナス」は見当たらず(この本を読みたいという特殊な趣味の人間がじぶん以外にもいるのだというあたりまえに驚く)、しかしもう一冊の学術文庫、中村元の「龍樹」は\608で首尾よく手に入れることができた。

ほかに

トマスによる福音書」荒井献\408
 
ほかにめぼしいものもなく消化不良感が残るので、新大塚から丸ノ内線御茶ノ水まで、そこから秋葉原まで歩く。神田明神は混雑がいやなので詣でない。

電気街は雑多な人種がいりみだれ大変なこみよう。
こちらもかたい本にあまり収穫はなく(そういえば皆殺し映画通信天下御免\510買うの忘れた)、CDを物色。

それでも現代新書の「南方熊楠を知る事典」極美品\768を入手した。93年当時の新刊案内がそのまま挟まっていたので、おそらくほとんど読まれずしまいこまれていた一冊なのではあるまいか。これが今春いちばんの拾い物かな。

ほかに

「読む哲学事典」田島正樹\368
「幸福論」アラン/串田孫一中村雄二郎訳\208
「EASY LIVING」PAUL DESMOND\500
「GUITAR MONSTERS」CHET ATKINS & LES PAUL\500
「MUSIC IS MY SANCTUARY」GARY BARTZ\500
「SUPER DUB」LITTLE TEMPO\500
「THE ROUGH GUIDE TO CUBAN SON」V.A.\500
「CLASSIC SALSOUL MASTERCUTS VOLUME2」\500