2006-10-31 川端とリンチ 通勤の電車で川端康成の「眠れる美女」を読んでいる。 紅のかあてん。畸形の胎児のイメエジ。リンチの世界を思う。 映像にしたら、ミニシアターでかかりそうな、1時間くらいの尺の所謂「アート系」の作品が できあがりそう。エロチシズムを描いた小説なのだが、生々しさを感じないのは、老人の性を扱っているせい ばかりではないようだ。 女性が読んだらどういう感想をもつのか、興味のあるところだ。